日吉丸晃先生の
「王子様降臨」を読みました。
ネバーランドの子供もいつか大人になる・・・
そして、大人になった子供達は、いつかピーターパンに殺される・・・。
異星人ピーターパンの襲来を、極秘任務として防いでいるのが、
両親を亡くした5人の兄弟たち。
そして彼らの元に二人の異星人がやってきた。
ちょっと変態な彼ら託された、この星の未来は？！
「王子様降臨」で検索して下さいね。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
王子様降臨 のあらすじ
ネバーランドの子供だった父や母は、
大人になったから、ピーターパンに殺されてしまった。
だから大人になんかなりたくない・・・。
そう願う幼い兄弟。
そして、その兄弟たちはある施設に引き取られます。
その施設とは、地球に侵入した異星人を強制送還する任務を負った機関。
現在、惑星ネバーランドの住人、ピーターパンを最も恐れています。
そのネバーランドからの襲来の知らせを受け、捜索にやってきたのは、二郎と三郎。
二郎は髪の色が薄く、女の子大好きのキャラクター。
三郎は、髪の毛の色が黒く、片目に眼帯をはめたクールな印象。
二郎と三郎は双子です。
異星人レーダーで探している二人の前に現れたのは、双子のミケとタマ。
登場人物の名前がギャグのようですね。
タマは衣服や髪の毛の色が白、ミケは黒。
パッと見えるキャラクターも、タマは可愛らしくて人懐っこく、
ミケは誰にも懐かない一匹オオカミのような印象です。
一見、人間と変わらない二人に、二郎と三郎は人間だと勘違いしてしまいますが、
そこへ見かねた司郎がやってきます。
地球に来た目的を訪ねた司郎に、タマとミケは、
銀河宇宙の征服を果たすため・・・と言います。
ネバーランドのような遊園地のような街と、
住人は着ぐるみ、家はお菓子の家で、大人はみんな消えちゃえ・・・。
というタマ。
そうなってはたまらない・・・と叫ぶ二郎に、自分の下僕になるよういうミケ。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
王子様降臨 のネタバレと感想
オレオレな二郎に、恋をしたような様子。
そして、二人は自分たちはピーターパンではないと言います。
ピーターパンとはネバーランドの王であり、
自分たちはネバーランドから逃げ出してきたと・・・。
侵略ではなく、ねぜ東京にきたのか？！という三郎の質問に、
二人は東京ドリームランドへ遊びに来たのだと答えます。
東京ドリームランドは東京にあると信じてきた二人ですが、実は東京ではなく、
千葉にあるという司郎たち。
大人の都合で地名が変えて表記されていることに、
大人への苛立ちを爆発させ、ミサイルを発射させると言い出したタマ。
全員が止める中、大人という言葉に反応して、
結局ミサイルのボタンを押してしまうタマ。
さて、地球の運命はいかに！？
ネバーランドのピーターパンが大人を殺す・・・
そんな過激な設定に衝撃を受けました。
そして、ピーターパンは地球を侵略する異星人であるとは、
なかなか想像もつかない設定でした。
キャラクターの解説や、設定の詳細がところどころで入れられているなど、
他の少女漫画にはない特徴があります。
内容も、登場人物の発言に放送禁止用語が含まれていたり、
ちょっと卑猥な表現も多くあり、
少女漫画というよりは、大人女子向けの漫画です。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
王子様降臨 まとめ
ビジュアル系バンドのような兄弟と、
性別不明のゴスロリ異星人との、ギャグの様なやりとり。
話の行き先が全く予想できませんが、
ミサイル発射ボタンを押されてしまった地球の運命がとても気になります。
また王子様とはだれを指すのか・・・？！
それも気になります。
「王子様降臨」は5巻まで出ていて、完結しています。
この作品は、地球の運命をかけた戦いと、
ちょっと大人なギャグが楽しめる作品です！
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
