石川ちか先生の「KOBAN」を読みました。
交番勤務のチビの先輩武田と、デカの後輩仙波ギャグの様な日常を描いた作品。
笑顔が苦手な武田の、おバカな仙波への愛のある指導。
仙波の得意分野探しに、夜中の一人勤務、そして昔牛乳だった飲み物によるトイレ立てこもり・・・。
ネタにつきない二人の毎日。
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KOBAN のあらすじ
舞台は街の小さなKOBAN。
そこに勤める、チビの先輩武田と、ノッポの後輩仙波。
二人の身長差は、警察手帳3冊分。
今日の仕事は彼ら交番勤務の警察だけではなく、刑事も捜査する事件。
刑事の仕事っぷりに、憧れる仙波。
そんな、仙波に、武田が一言。
「貴様が刑事（デカ）だと？ デカいだけに・・・か」
顔に似合わず面白くないダジャレ好きな武田。
一方、仙波は、ことあるごとにエロDVDやエロ本・・・
などエロとつく話ばかり。
さらに、報告書に書く武田の名前を、式田と書き間違える、
天然おバカさん。
ことあるごとに、天然キャラで、嫌味なく武田を身長ネタでこバカにする仙波。
それに対して、真面目な顔で反撃する武田です。
ある日、仙波に武田が得意分野を尋ねます。
エロ話以外思い浮かばない仙波ですが、そこへ迷子がやってきます。
子どもが苦手な武田に対し、上手にあやす仙波。
ちょっとアクシデントはありましたが、仙波の得意分野と認定。
また、二人で当直当番の夜、パトロールに出る武田。
一人交番に残った仙波は、天井の雨によるシミや、
被り物の頭、ポスター・・・なにを見ても怖くなり、
色々手をうちます。
そこへ帰って来た武田は・・・・？！
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KOBAN のネタバレと感想
また、ある日の夜、交番が狭いと文句を言う武田。
そんな仙波に、のこぎりで調整してくれようとする武田ですが、そこで呼び出しが。
最初は、外での作業に、伸び伸びする仙波ですが、
寒い中での長時間の作業にぐったりして交番に帰ります。
そんな仙波に、飯でも食べて温まるように言う武田。
いつもはハードな武田ですが、実は後輩思いの優しい先輩であることが垣間見えた瞬間です。
そんな武田に、上司から課せられた課題。
それは、笑顔のスタンプ集め。
いい笑顔ができたらスタンプを押すと言うもの。
笑顔になるために、好きな物を考える武田ですが思い浮かびません。
色々と考えて、自分にとって嬉しい事に気が付いた武田。
それは、後輩の仙波が一人前の警察官になること。
そして、武田が最高の笑顔になった瞬間は・・・？！
ここで仙波や上司の好きな物の話になるのですが、そのやり取りがとても好きです。
また、ある日は、交番に置いてあった昔牛乳だったのみものを
ヨーグルトだと思って飲んでしまった仙波がトイレから出られなくなったり、
またある日は消防隊員から悪徳商法のように消火器を売りつけられたり・・・。
とにかく、毎日事件ばかり。
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KOBAN まとめ
交番での警察官の仕事をここまでギャグにしていいのだろうか・・・とさえ思うほど、
とにかく笑える漫画です。
その中でも、警察官のカッパの色や、雨具の使い分けなど
一般的にはあまり知られてないネタもあり、
知らなかった知識に、へえ～と楽しめるところもあります。
「KOBAN」は3巻までていて、完結しています。
この作品は、でこぼこコンビの警察官の、ギャグのような日常に、笑いっぱなしの作品です！
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