きら先生の
「アトリエ777」を読みました。
美人の妹にコンプレックスを抱いている女性が、
特殊メイクの世界に入り自分の居場所を見つけていく自分探しストーリーです。
「アトリエ777」で検索して下さいね。
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アトリエ777 のあらすじ
ヘアメイクアップアーティストの遠藤美空は
自分の顔にコンプレックスを抱き続けている女性です。
美空にはモデルをやっていた美人の妹がいて
幼い頃から顔を比較され続けた結果、
自分に対する自己評価が低い女性になってしまったと思われます。
妹の美海（みう）は二年前あることをきっかけにして、
モデルを辞めアメリカに渡っています。
担当雑誌の編集長は美空に対してあたりがキツイのですが、
美海がモデルを辞めたのは美空のせいではないかと疑っているのでは…
というのが周囲の見方でした
ある日、合コンで知り合った男に町中で
「調子にのんなよ、ブス！」と言われ落ち込みながら
カフェでお茶を飲んでいると、
向いに座っていた初老の男が自分の顔をデッサンしているのに気づきます。
そっとのぞき込むとそこに描かれていたのは、
顔がしわだらけのおばあさんの顔でした。
顔にコンプレックスのある自分の顔が、
さらにしわだらけに描かれていてさすがに美空はショックを受け、
店を出た男性を思わず追いかけます。
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アトリエ777 のネタバレと感想
かなりの距離を走って追いついた途端、
息があがった美空は倒れて意識を失ってしまいました。
気が付いた時、美空はあの男性の家のベッドに寝かされていました。
そこでさっきのデッサンの事を問いただす美空。
しかし男性の顔には何か違和感が…。
その男性はなんと顔に老人顔の特殊メイクを施していたのです。
特殊メイクを題材にした漫画って珍しいですよね。
美空は顔に自信がないと思っているようですが、
メイク映えする顔というか十分綺麗になれる美人顔なんですけどね。
つまり問題があるのは顔ではなく心の方なんでしょうね。
その辺が雑誌の編集長に良く思われていない原因なのではないかと思うのですが…。
特殊メイクをしていた男性は、
デッサンをするときにその人物が年をとったらどうなるだろう
という事を想像して描いているという事でした。
それを聞いて納得し、ぱぁっと明るい笑顔になる美空。
男性に自分を別人の顔にできますか？と尋ねると、
場合によるが出来ると男性は答えました。
美空は携帯で美海の写真を見せこの顔になりたいとその男性、
アマツカに言うのです。
アマツカは心よく引き受けてくれ、
２日後に特殊メイクの前段階の顔のかたどりを行うことになりました。
特殊メイクをするにはまず顔を石膏でかたどりし、
その型に合わせてシリコンの皮膚を作ります。
出来上がった皮膚を顔に貼り付け、特殊メイクを施します。
目などを大きくすることは出来ないため、
そこは自分でメイクをすることになりました。
数日後、美空はアマツカの部屋で美海の顔に変身、
そしてそのまま街を歩きます。
ところが例の雑誌の編集長に出会ってしまいます。
最初は美海だと思って話しかけてきた編集長でしたが、
その正体が美空だと気づいてしまいます。
そして、美空が美海の顔になることに何の意味があるのだと、
不愉快だと言って去っていきました。
気にせず1人でぶらぶらする美空ですが、
眼鏡をかけた謎の男に後をつけられていました。
しかしその男はアマツカと一緒に仕事をしているアトリエ777の社長、
”バンチョー”だったのです。
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アトリエ777 まとめ
その後、美空のことを気に入ったバンチョーに
アトリエ777で働かないかと勧誘されるのですが…。
アマツカの漢字は”天使”と書くんだそうです。
あだ名はエンジェル。
しかも下の名前も”天使”と書いて「あまつかたかし」なんです。
中々の美形ですから、これから美空と絡んでいくのが楽しみですね。
「アトリエ777」は４巻まで出ています。
特殊メイクというちょっと変わった世界をのぞき見できる作品でした。
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